夜勤勤務を終えて自宅に帰ろうと車を運転していた男性が、帰宅途中のゴミ捨て場付近に若い女性が困っている様子でいるのを見つけました。
もうすぐ夜明けになるとはいえ、女性が一人でいることに不審さを感じたので、親切心から声をかけました。
そうしたら一緒に住んでいた人から追い出されて困っていると、半分泣き出した状態です。
お財布なども持っておらず、裸足の状態だったので、とにかく車に乗せてあげることにしました。
その時に男は少しだけ下心もありましたが、それよりも困っている女性を助けてあげたいという気持ちのほうが勝っていました。
一応、最寄り駅まで送っていこうと考えましたが、女性は静かなとこで少し休みたいといいます。
休みたいといえば、この時間であれば自分の部屋に誘うこともできましたが、そうすると警戒される可能性があります。
それにあまりにも女性が積極的な感じなので、これはもしかしたら美人局など厄介ごとを抱え込んだかもしれないと、男は少し気持ちが引き気味になっていました。
そこで自宅ではなく、簡単に宿泊できるホテルに行くことにしました。
これなら厄介なことがあっても、ホテルスタッフもいるだろうから逃げ出すことができると考えたからです。
ホテルの駐車場にとめて、女性をおろそうとしたら、さっきまで話をしていた女性がマネキンに変わっています。
男は驚いて車からマネキンを放り出し、車を急発進させたところ、バックミラーに必死の形相でおいかけてくる女性の姿があったのです。
2019年8月3日 at 1:53 PM
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