若い娘が村の焼け跡で手紙を見つけた。「触るな」と書かれた紙を手にすると、灰が舞い、静寂があたりを包む。「見てる」と滲んだ文字が目に入り、気味が悪くて燃やした。だが、次の日、灰の中から手紙が現れ、「逃げられない」と追加されている。夜、手紙が動き、娘の名前を呼ぶ声が響く。闇が濃くなる頃、手紙が震え、灰から光る目が浮かんだ。。。恐怖で再び燃やしたが、灰からダイヤモンドのような光が揺れ、文字が血で滲んでいた。娘は目を閉じ、耳を塞いだが、声が頭に響き、背後に気配が漂う。

婆さんに聞くと、「その焼け跡、昔、呪いの灰があったって噂だよ」と呟いた。娘は灰に近づかず、目を閉じるが、光がどこからか見ている気がする。あれはまだ灰とダイヤモンドの中にいるのだろうか… … …