これは、お笑い芸人Aさんとその後輩が体験した話です。
後輩はお金がなくて、住む所がなくて困っていました。
そして、Aさんに後輩から電話がかかってきました。
「Aさん、住む場所見つかりました。」
どこなのかと聞き返しました。
そうすると「下北沢の○○というところです。」
そこは若い人に人気のある場所だったので、
お金はあるのかと聞いたら、
「不動産屋であるアパ-トの2階が、
1月8000円で、お得なんですよ。」と言いました。
下北沢と言えば、大抵、10万円位はかかると思ったので、
それは事故物件ではないのかと聞きました。
そして、心配なので見に行きました。
案の定、高そうなアパ-トだったので、びっくりして、
不動産屋さんに昔何か起きたのではないかと聞きました。
その直後に、「ここの部屋に住んだ人は2週間もたたずに
出て行ってしまうんですよ、
一人目と二人目の人は夜逃げするように出て行ってしまい、
3人目の人は部屋で遺体で見つかっているんです。
その3人目の人部屋の中にいるのに、窒息死してるんです。」
その次の日に、
後輩から「Aさん、やっぱりやばいですわこの物件、
夜中の2時22分に目が覚めて、
外から幼稚園児の騒ぎ声のような音が聞こえて、
下で聞こえてたので窓を開けて下を見ると、
急に声が止まったんですよ。
そして、下の方から、どん、という音が聞こえたんですよ」といい、
次の日また電話がかかってきました。
「どん、の秘密分かりました。これ2時22分になぜか起きてしまい、
窓を開けると誰かが階段を上る音がして、
そして、今日は2回”どんどん”という音が聞こえたんです。
あとで分かったんですが、このアパ-トの階段は13段あるんです。
2週間たつと14段で登り切っちゃうんです。」
ようやく13日目にまた電話がかかってきた時には、
なにか様子がおかしくて、
「やばいんです。今日のうちにこのアパ-ト出ます。」
なんでだよ、「今日だけおかしかったんです。騒ぎ声の後、
階段を”どどどどどど”と上り下りする音が聞こえたんです。」
そして、引っ越しを一緒にすることになり、
引っ越しの作業が長引いて、2時22分を回ってしまった時です。
急に電気が消えて、下から後輩のうめき声が聞こえて、
後輩が真っ青になって倒れていました。
病院に行くと、人間の力とは思えない強さで
後輩ののどにお守りが詰められていました。
あやうく後輩は窒息死するところでした。
2018年4月14日 at 8:34 AM
めっちゃ、怖かったです。
2023年8月9日 at 4:46 PM
8000円じゃなく8200円、夜中2時22分ではなく19時くらい。人間の力とは思えない強さで後輩の喉に詰められたのではなく、人間の力とは思えない力で小さく圧縮されたお守りがつまってた。音もドンではなく子供の騒ぐ声で一日目はコツ、二日目はコツコツと階段の登る音で日増しに増えていき13日目ドアをドンドンです。