あるキャンプ場で聞いたお話です。
ある別荘で有名な地域で伝説となっている怖いお話です。
ある日、4人組の男女が別荘を借りました。
初日に肝試しをすることになり、
もともと肝試しで使う予定だった
「ジェイソンのホッケーマスク」を森の中の枝にひっかけてきて、
森の奥まで行って取ってこようという簡単な肝試しです。
ただホッケーマスクをとってくるだけです。
しかし、肝試し本番になって枝にひっかけて来た
ホッケーマスクがどこにもありません。
みんながいくら探しても見つかりませんでした。
次の日の夜にホッケーマスクを探しましたがありません。
探してる中で、男性が「あれってホッケーマスクじゃんか」と
ホッケーマスクを見つけました。
なぜかホッケーマスクに蛍光塗料が塗ってあるように光ってます。
女性が言いました「あれって誰か被ってない」たしかにそうなんです。
ホッケーマスクの位置、
高さとしてどう考えてもホッケーマスクを誰かが被ってます。
さすがに男性陣は収まりがつきません。
せっかく女性陣をびっくりさせたり、楽しませようとした矢先。
せっかくのホッケーマスクをとられてしまったのですから。
そのままホッケーマスクを追いかけました。
そうすると廃病院につきました。
そこにホッケーマスクをかぶった何者かはいませんでした。
「なんだよー気持ち悪いな」と男性陣が怒ります。
そのまま別荘に帰ろうとした際に、今度は女性陣が車の中で
「きゃー」「あれって何」バックミラーこしに吠えています。
バックミラーに映ったものは
「ホッケーマスクをかぶった白い服の女性」なんです。
車をすごい速度で追いかけてきます。
なんとホッケーマスクをかぶった白い服の女性は車の右によってきて
「助けて」と話して消えていまいました。
あまりにこわくて4人組は青ざめてしまってます。
後日、ほとんど眠りにつけなかった4人組は
別荘近辺の方にある事件の話を聞きました。
昔、この別荘の近くには民家があり、
その民家の女の子(女子高生)が買い物の帰りに
ちんぴらの集団に乱暴されて、廃病院に遺棄されたという話です。
乱暴されたこと、そして廃病院に置いてかれたことが悔しくて
今でも幽霊となって現れるのだろうというお話でした。
非常に悲しくて、許せないお話でした。
コメントを残す