じぶんは現在28歳の男性会社員をおこなっております。
これは自分が小学6年のときの怖い話となります。
自分はクラスでは大人しめの性格をしておりました。
それでヤンチャ系の男子にいじめとはいいきれませんが、
いろいろといじられておりました。
それで自分と同じクラスの女子(A子ちゃん)がいました。
彼女の祖父と祖母は事故で他界をしていて、
そして両親が離婚をして、母子家庭であり、
二人暮らしをおこなっておりました。
それでその当時はお母さんも大病をわずらってしまい、
入院をしていたそうです。
自分はその女子とは仲がよく、よく話もしておりました。
そのときに彼女が大事そうにしているお守りのことについて
いろいろと話を聞きました。
このお守りは母が入院をしているときにもらったものだそうで、
お母さんが言った言葉が
「A子ちゃん、あたしが死んだらあなたは一人で生きていかなくてはいけません。
あなたにこのお守りを授けます。もしほんとうに生きることに苦しくなれば、
このお守りの中を開けなさい」と言われたそうです。
彼女はそれを毎日大事に持っていたそうです。
それで小学校卒業を間近に控えたときに
お母さんが病死をしたそうです。
落ち込んでいる時に、
やんちゃ系の男子がA子ちゃんをからかっていて、
彼女のお守りに目が留まり、
それを取り上げて中身をみようとしました。
A子ちゃんも必死に「やめて!」といったそうですが、
勢いが止まらずに男子はお守りの中身をあけて、
何か書かれている紙を呼んで、顔面が蒼白になりました。
その内容はこうでした。
「A子・・・死ね」
これ以降は彼女は学校に来なくなり、
中学も別の学校にいったそうです。
この母の遺言ともいうべき内容に、
どのような意味があるかはわかりませんが、
これを側から見ていて自分もゾッとしてしまいました。
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