インターネットが幅広い年代層・地域に普及して、
かれこれ20年は経つのであろうか。

1990年代にネットが広がり始めた頃、
私はまだ小学生か中学生くらいだったろうか。

今では珍しくもなんともないが、
いち早く学校の授業でもパソコンを取り入れた
ある意味では先進的な学校であった。

まだ、ウィンドウズ95すら発売されていない時代
マッキントッシュが今のiphoneの様に
世間をにぎわせてた覚えがある。

とはいっても、学校の先生も受ける生徒も
パソコンは殆ど使った事がなく、四苦八苦して授業を行っていた。

そんな時分、学生の中ではあるうわさが静かに浸透していった。

あるうわさでは、夜中の2時にインターネットで
「ある言葉」を検索すると魂を持って行かれ、
ネットの中に閉じ込められる

あるものは、ネットでゲームのし過ぎで命を落とした

病院では心臓発作で亡くなったと言われているが、
実際にはネットの中の悪魔に魂だけ連れていかれたのだ。

また別なうわさでは、ネットをしていていきなり
不思議な広告が表示され何気なくクリックしたら、
異様なサイトに飛ばされた。

興味本位で読み進めていると、
突然部屋の電気が落ちで真っ暗になったにも関わらず
パソコンだけはついている。

電気を着けようと席を立とうとしたらマウスから手が離れず、
サイト上で勝手にほかのページにアクセスし始めた。

怖くなってどうにかこうにか逃げだしたら、
部屋の電気が着いて事なきを得たが、
パソコンの中から「あと少しだったのに」と
悔しそうな声が聞こえてきた
という。

共通して言えるのは、ネット上に何かいて
ふとした拍子に魂や体ごと連れ去られる、
といううわさが広まっていった。

あれから20年ほどたったが、
きっと今でも似たようなうわさがあちらこちらに見聞きできるのは、
その時の名残なのだろうか。

p.s.ここで募集した記事が
サイト上で閲覧できる際にはぜひ見させていただきたいので、
頑張ってくださいね。

あれ、この広告なんだろう。
ちょっと見てみようか和あr狐;jrkrc:wwr@k