当時の私は、23歳でした。

大学を卒業し、無事就職でき、
社会人一年目のまだまだ半人前の新人でした。

もちろん私の友人たちも同じように社会人一年目で、
仲の良い友人たちのほとんどは営業職に就いていました。

社会人一年目では、まだまだ友人たちとの付き合いも多く
毎週のように顔を合わせていました。

また、週末になると必ず朝までお酒を飲みにいき、
お互い似たような愚痴をこぼしていたのを今でも覚えています。

会社や社会に慣れていないこともあり、
営業職としての悩みや不満とうよりは、
上司や会社のやり方についてなど悩むようなところは似ていました。

ただ、その中の一人の悩みが私たちからしてもかわいそうだな…
と思うくらいひどいものでした。

あーあ、こりゃパワハラの次元が違うな…と思うくらいでした。

しかしその友人は、持ち前の明るさと性格で愚痴は言えども、
笑顔を絶やさずむしろパワハラ話を笑いに変えていくような奴だったのです。

そんな友人が変わり始めたのが、あるアプリにはまってからです。

至って普通のゲームだと話していましたが、
名前を聞いても全く聞いたことのないような名前で、
内容を聞いてもそこまで興味は引かれなかったです。

それなのに友人は時間を忘れたように夢中でのめり込み、
仕舞いには寝ずに会社に行くことも多々ありました。

それに伴いどんどん言動や行動もおかしくなっていきました。
友人は、現実世界をゲームに見立てて話すようになったのです。

最初はいつもの冗談か、程度に思っていたのですが、
日に日にひどくなる症状に、正直私を含めた友人は
少し距離を取るようになっていました。

そしてついにそんな生活に体が耐えられず、
入院をしてしまいました。

入院のせいでゲームが出来なくなり、
精神はさらに不安定になり無差別に人を攻撃するようになってしまっている状態
です。

これはその友人の家族が医者から聞いたことらしいですが、
似たような症状で入院したり、傷害事件や殺人事件も起きているらしいです。

そしてこれは、その医者があまり言いたくなさそうに話していたことらしいですが、
アメリカと日本で人為的な精神錯誤による人の操作の実験が行われていて、
最終的にはアプリを通じて狙った人を殺せるように企んでいる
とか。

あなたの周りでもしアプリのゲームに熱中している人がいたら
もしかしたらその殺人アプリで操られているのかもしれません。

お気をつけて。