これは私がアパートで一人暮らしの時に体験した怖い話です。
アパート自体は幽霊に纏わる話もなく
某有名不動産が提携していてアパート代も通常通りでしたので
幽霊とは無関係だと思っていたのです。
しかし、私が一人暮らしをして3年間の間は
何故か半年毎に隣に住む住人が変わっていきました。
そしてあの事件が起きたのです。
ある日シングルマザーの女性が
子供を引きつけれて挨拶をしにきました。
隣人:「お世話になります。これからよろしくお願いします。
これつまらないものですが、、」
私:「ありがとうございます。」
子供も小さくとても可愛らしく
幼稚園に通っている子供で
部屋を出て鉢合わせした時は必ず挨拶をして
子供と何回か会話するようになりました。
しかし、半年後の事です。
私は営業の仕事をしていて毎週月曜日が休みでした。
その休みの日はせっかくだから
お昼まで寝ようと決めておりゆっくりくつろいでいました。
しかし、隣の部屋から子供の泣き声が聞こえるのです。
(子供が泣いてる、、あれ?今日月曜日だよな?幼稚園は?)
いつまで経っても泣き声が鳴り止まないのです。
夕方になってから少し泣き声が収まりましたが
夜にまた泣き声が始まります。
もしかして虐待されてるのかな?
と少し不安にもなりましたがお母さんを見た時に
虐待をするような方には見えなかったので不思議でなりませんでした。
夜の10時になっても泣き声は鳴り止まず
さすがに耐えれなくなって部屋の外に出ました。
周りはシーンとしていて隣の部屋も中は暗くなっていました。
ただ、出口の所にいつも置いてあった
子供用の自転車が無いことに気付きました。
そしてドアノブになにかがぶら下がっているのです。
恐る恐る近づいて見てみるとそこにぶら下がっていたのは
「この部屋は空室です」というシールが貼られている
施錠式の補助鍵だったのです。
一気に鳥肌がたちその場にいれなくなり部屋に戻りました。
今はそのような症状は起きずあれから隣に誰かが住むことはありません。
あれは隣の部屋から聞こえていたのか、それとも、、、
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