私がまだ若かりしときのことを話です。

電車で旅行をしておりまして、電車が遅延の理由で、
本来博多止まりの電車が、新山口駅まで行くみたいなので、
新山口駅まで行っちゃいました。

新山口駅について、びっくりしたのって、
何もないじゃないのここは。
当時はビジネスホテルも0時を超えると中に入れない

泊まる所がどこかないかネットカフェなどがないの探したが、
どこにも見つからない。

困り果てた私は野宿する場所がないか探し始めた。

結局見つからず駅の改札の横のベンチの辺りで、
寝袋をしいて寝てました。

そうして寝ていると私の所に男の人がやってきて、
お兄さんこんなところで寝てると虫にも刺されるしゆっくりできないよね。

よかったら。僕、車で来ているから車で寝ませんか、
と私に声をかけて下さいました。

話を聞いていると朝の始発で友達が来るそうなのですが、
早く来すぎてしまいました、言うことなしです。

私は最初は断ったのですが、俺そんなに怪しい人に見えるかな?
という一言に私も心が折れてしまい、人の親切を無碍に断るのはいけないなと、
そしたらお願いいたしますと車の中で寝てしまいました

しばらくすると目が覚めました

うつろうつろする意識の中で、
恥ずかしながらも自分はチャック全開で寝ていたことに気がつき、
こっそりとチャックを閉めて寝ました。

そしてまた深い眠りに入り、何かの拍子で目が覚めました。
あれ、寝ぼけてるのかな? チャックがまた全開になっている。

なんか変な夢みたいな感じ。
もう一度はチャックを閉めて私は眠りました。

すごく私は疲れていたのでしょう、深い眠りが入っていました。

何かの拍子で目が覚めると、今度は運転手の方が、
慌てて逃げるような感じの動き
をしました。

私はその時、驚くべき光景を目にしてしまいました。

ズボンのベルトが外されズボンが膝ぐらいまで落とされ、
パンツ一丁になっている私がいたのです。

そして運転手は私にこう言いました。
オナニーとかはどうしてるのかな

その時私は、今までの不思議な現象の答えを全て知ってしまいました。
正直、これはやばいことになったと私は理解しました。

その時です ミニパトカーがやってきたのです。
運転手はチット舌を鳴らしました。

私は逃げるなら今だとおもいました。

時間はまだ全然あるのですが、
もう電車が来るので降りますねと車から降りました。

そうすると彼は快く私を降ろしてくれました
そしてものすごい勢いで逃げていかれました。

後日、教えてもらった話です。
新山口駅はゲイが待ち合わせをする場所で有名なスポットだったのです。

なんとか、私は純白を守ることが出来て良かったと思いました終わり。