私の友人Mさんから聞いた話です。
Mさんには7歳上のお姉さんがいて
真面目で誰にも優しい人柄で
Mさんはとても慕っていました。ところが、ある夏の日お姉さんは
大きな病気を患ってしまい
緊急入院することになりました。Mさんと家族は元気になってもらいたくて
毎日毎日病院に行き
一生懸命お姉さんの看病をしました。その夜、お姉さんの意識が薄くなっていき
お医者さんから「今晩が峠です。」と言われて
Mさん家族は覚悟を決めていました。その日、両親は帰宅し
Mさんは病室で寝泊まりすることにしました。真夜中の1時くらいだった頃
「うぅぅ….」とうめき声がして目を覚ますとお姉さんが突然
「ぎゃあああああああ」と叫び声をあげていてMさんは「お姉ちゃん大丈夫⁉」と声をかけましたが
お姉さんは意識を失いました。Mさんは「お姉ちゃん、死んじゃうのかな」と
不安で涙が出てお姉さんの手を握りしめて
そのまま寝てしまいました。翌朝、Mさんは目を覚ますと
既に両親が病室に来ており
「お姉ちゃん、意識が戻ったのよ」と
お母さんに言われてMさんは驚きました。徐々に回復して5ヶ月後には
ついに退院し元気になりました。数日後、Mさんはお姉さんに
「あの時なんで叫んでたの?」と聞いてみたら、黒い人影がたくさんいて
「こっちにおいで、こっちにおいで」と
声が聞こえてあまりにも怖かったので
叫んだとのことでした。もし、その黒い人影に付いて行ったら
お姉さんはここにはいなかったのかもしれません。


2022年2月15日 at 12:25 PM
ヤバ!。。。。。。