私が当時20歳の頃、友人と夏に肝試しに行った時の話です。
ジリジリと暑い日で夜になっても気温が下がらず
外にでると滝の様に汗が出る日でした。当時若かったので私たちは
地元で有名な心霊スポットに行くことになりました。友人は霊感が強く、私は全くありません。
夜の12時頃に車で心霊スポットの近くまで行き
車から降りて現地に向かいました。私はなにも感じませんでしたが、
友人が真夏というのに寒気がすると言い始めました。心霊スポットの奥まで行くと大きな木が並んでいるのですが
そこに浮遊霊が何体もいると友人が言い始めました。霊界が全くない私は何も見えません。
これ以上近づくのはやめたほうがいいと友人は言いました。霊界が全くない私は恐怖もなかったので
もうすこし進んでみようと友人に伝え、
渋々友人も付いてきてくれました。さらに進むと高台のような場所が見えてきました。
高台には窓のようなものがついており私たちは窓を見上げました。
するとそこにも浮遊霊が何体も見えたと友人が言い始め
これ以上近づくのは危険過ぎると言ったので
走って車まで戻りました。友人と車にのり本当にここはヤバイぞと話しながら
友人の家まで友人を送りその後自宅に帰りました。そしてお風呂に入りベットに入りました。
暑くてなかなか寝られなかったのですが
ようやく眠りにつけました。問題はそこからです。何故かふと目が覚め
一瞬目を開けると黒い影が部屋の奥に見えました。これは夢なのかと思い目を閉じました。
もう大丈夫だろうと思いもう一度目を開けると
私のベットの横に黒い影がありました。これはヤバイと思って声をだそうと思ったのですが
全く声がでません。そうしているうちに黒い影は私の上に乗ってこようとしていました。
ようやく声が出て大声で助けと叫ぶと
黒い影はいなくなり私の目が本当に覚めました。夢でうなされていたようで
心霊スポットには遊び目的でいくべきではない
と思った真夏の夜でした。


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