既出でタレントの伊集院光さんが
このを解き明かしたことで有名になった都市伝説の一つですが、
ウルトラマンが最後、怪獣と一緒に東京を破壊して終わる
といった都市伝説がありました。

当然ウルトラシリーズにはそんなお話はありません。
そうこうしているうちに行き着いたのは
ある一部の地域で放送されていた特撮ものでこんなことがあったとのこと。

その番組こそが『アイアンキング』という特撮物で
本放送は1972年から1973年にかけて全26話TBSにて放映され、
ぱっと見はウルトラマンに似ているものでした。

この『アイアンキング』の最終回自体は都市伝説ような終わり方ではなく
特撮ヒーローらしくハッピーエンドで終わります。

しかしこの最終回がミソであり実はいわゆる
前篇と後編に分かれていたことでこの後の都市伝説へと発展して行きます。

ここで少しだけアイアンキング最終回のあらすじを見てみたいと思います。

アイアンキング第25話「アイアンキング大ピンチ!」ちょっとした隙をつかれ、
五郎は敵に体を乗っ取られてしまいました。

乗っ取られたアイアンキングに変身し、共同で東京の街を破壊し続けるのでした。

アイアンキング第26話最終回『東京大戦争』

そのうちにエネルギーの切れたアイアンキングは
奇跡で無敵のヒーローへと変貌を遂げラスボスを撃破。

主人公の静弦太郎と霧島五郎があらたな旅に向かう。
といったお話です。ストーリーとしは無難なお話ですね。

では一体このアイアンキングがなぜ
謎の最終回の都市伝説へと発展
していったのでしょうか。

本放送から終了すること13年後のことです。

地方のUHF局では特撮ヒーロー物の再放送が放映されていますが
このアイアンキングも1985年にテレビ埼玉で放映されていましたが、
放送局の編成の都合でなんと第25話をもって打ち切りになってしまいます。

つまりアイアンキングが敵に乗っ取られたままで
番組が終わってしまった
のです。

これこそがウルトラマンの謎の最終回に関する
都市伝説の正体でした。

外見がウルトラマンに似ているアイアンキングゆえに
この当時テレビ埼玉で見ていた視聴者には
誤ってウルトラマンシリーズと認識され、
この都市伝説が伝播していったとのことでした。