1999年、愛知県名古屋市西区稲生町で、
当時32歳だった主婦が首を刃物で刺されて殺された事件

犯行は当時2歳だった被害者のお子さんの目の前で
行われた
とされるものです。

何が怖いかというと、今年で17年を迎えるまでの間に、
たくさんの「足音がした」や「争う声を聞いた」などの証言の他に、
犯人と思われる人間の目撃情報が多く寄せられている、
犯人を特定できそうな証拠品が残っているのにも関わらず、
犯人が捕まっていないという現状

そして2歳の子どもの目の前で、
その母親を殺してしまう犯人の心情

今も事件が起こった日が近づくと
西区周辺の大きなショッピングモールなどでは、
目撃情報などを募るビラが配られているのに事件に進展がない。

極めつけはそんな状態で犯人が今も逃げているということ。

どこにいるのかは知らないし、
生きているのか死んでいるのかもわからない。

逃げているのだとしたら国内なのか国外かもわからない。

西区内に住んでいるので、もし逃げずに近くに住んでいたら?
と思うと本当に怖いです。

また、この事件のときには子どもには手を出さなかったようですが、
捕まっていない現在、(何が原因でこの方が殺されたのかもわかっていません。
たとえばこの犯行が衝動的で無差別だった場合)
また繰り返される可能性があることを考えると、
「もし我が家に来たら? 私だけでなく、主人や息子が狙われたら?」と
怖くなります。

毎年ビラを配っていたり、ニュースを見ると
「犯人はこれを見ているのか? どんな気持ちで見ているんだろう、
心苦しかったり自首しようとは思わないんだろうか」と思います。